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やりきれません!!

04/07
本当に今回の東日本大震災、やりきれない気持ちで一杯です!!

私は地震前日よりお気楽にも友人と岩手県の花巻温泉に旅行しておりました。
岩手の自然に触れ、人情に触れたった1泊の旅行でしたが中身の濃い、本当に素晴らしい旅行ができました。

震災前日の3月10日、新花巻駅に到着後、土沢にある佐々長さんというお醤油屋さんに行くために乗った
JR釜石線。
うららかな日差しの静かな駅に電車が入ってくるところ。
岩手2
江ノ電のような2両編成の可愛らしいワンマンカー。
翌日には甚大な被害をうけることになるとは・・・
岩手7

夕方から降り出した雪が積もり翌朝にはあたりすっかり幻想的な雪景色。(ホテルのお部屋の窓から)
岩手3

予約してあった「あったかいなはん花巻 ワンコインツアー」のお迎えのイギリス製レトロジャンボタクシー。
この日のコースは午前中コースで、「だぁすこ(産直センター」⇒「猫の事務所(大迫町)」⇒ワインシャトー大迫町)⇒金婚亭⇒新花巻駅 というコース。
ちなみに前日は午後コースに参加。 宮沢賢治記念館⇒花巻新渡戸記念館⇒南部社氏伝承館⇒ホテルというコース。
どちらも訪れる先々で担当者の方々が迎えてくださり、限られた時間でできる限り理解を深められるよう
ポイントを説明しながら案内してくださったので本当に充実した濃い内容でした。
岩手6

ドライバーさん。
道中の説明も親切で、最後、新花巻駅に向かう道中では「北国の春」を熱傷してくださいました。
今まで「北国の春」の歌詞の内容を意識したことなど無かったのですが、車窓を流れる里の春の風景を
愛でならが歌を拝聴していると歌詞の内容がシミジミと心に染み入ってまいりました
岩手8

大迫町にある「猫の事務所」の前で。
宮沢賢治の童話「猫の事務所」の舞台になったといわれている建物。
ここでは、宮沢賢治を研究しつくしたのではと思われるほど深い知識をお持ちのボランティアガイドの方が
丁寧にしかもすごく熱心に案内をしてくださりました。
沢賢治の生まれた年も大きな津波があり、亡くなった年にも津波があり、津波にも縁の深い人だったと
教えていただきました。
まさかそんなお話を伺った同じ日に観測史上初の大津波が東日本を襲うことになるなんて・・・

岩手11

猫の事務長とその横は、日本銀行からゆずり受けた金庫。かつてはタバコの葉が大切に保管されていたらしい。
岩手10
前日の宮沢賢治記念館でも興味深いお話を沢山伺ったので帰ったら宮沢賢治の童話や詩集を読み返して
みようと堅く心に誓ったのでした。

3月11日、地震当日、東北新幹線が一関駅にさしかかったところで被災。
生きた心地がしませんでしたが、我等が乗った新幹線は駅で停車していたので
駅から外に出ることができ幸運でした。
何も無い畑のど真ん中や山間の線路上、トンネルの中などで停まってしまったらと考えると怖いです。

岩手1

人っ子一人いない駅前。
地震があった当日は駅前のホテルサンルート一関さんがロビーを開放してくださったので
私達はそちらでお世話になりました。
停電、断水ではありましたが、羽根布団などを2,3人に1枚の割合で貸してくださったので
ある程度寒さをしのげ、バンケットルームで食事まで用意くださり感動です。
火が使えないので暖かい御食事ではありませんでしたが、そのお心遣いが何とも嬉しかったです。
夜はキャンドルのあかりで過ごし、ラジオもないのでなんの情報もなくとにかく不安な一夜でした。
携帯も通じず、全く情報がないということがこれほど不安だとは・・・
何十年ぶりかで「時間がたつのがこんなに遅いなんて!」と思いました。
翌朝までの長かったこと。
翌朝、昨日のものとは言えお弁当を出していただき、ありがたく頂き一関文化センターに
儲けられた避難所に移動しました。
サンルート一関さん、本当にお世話になりました。

岩手4

翌日よりお世話になった一関文化センターの避難所。
私達はまたしても幸運でした。
さすがにエアコンは入っていませんが、石油ストーブがところどころに置かれており、
発電機で電気は着くし、携帯も充電させて頂け、TVも設置されておりましたので情報も入手でき
貯水タンクがあるからかお手洗いも使え、毛布もいただけ、食事も出していただけました。
私達がいた期間はお天気も良く、暖かかったのでそれだけで気持ちが晴れました。
ソフトバンク携帯の私は、携帯が全く使えず公衆電話を使うしかなかったのですが、小銭を使い果たして
困っていたところ地元の方が10円玉や100円玉がい~っぱい入ったお菓子を持ってきて下さり、
公衆電話を使う人はご自由にどうぞとおいていってくださいました。
なんとありがたかったことか。

避難所生活をしているとお仲間が出来てきます。
皆で情報を共有しあったり、助け合ったり。
そういうお仲間にも恵まれておりました。
話を伺ってみると「たまたまこうだったから」「偶然予定が変わり。。」などなど
我ら以外にも、偶然が重なり合って難を逃れられた方々の多かったことにびっくり
「もっもしかしてここに避難してきている人たちはすごい強運の持ち主の集まりでは?」と
妙に勇気付けられました。
一人ひとりインタビューしたら1冊の本が書きあがるくらい興味深いものでした。
岩手9

様々な事情が重なり、偶然が重なり・・・花巻温泉1泊というプランになったのですが、
振り返ってみると本当に幸運だったとしか言いようがありません。
私が避難所にいる間、自宅でPCに張り付いて、交錯する情報の中から
帰れる方法を模索し連絡し続けてくれた夫に感謝です。
いつ帰れるか、いつまで避難所生活が続くかと先の希望が見えない状態の時夫から
送られてくる希望の光がどれだけ励みになったことか。
ありがたいことでした。

自分達がいったん避難所に落ち着いてからは、花巻のワンコインツアーでお世話になったドライバーさんを
はじめ、各施設の方々の安否がとても心配でした。

今回の旅行では色々な方に本当に親切にして頂き、被災してからも親切を頂き・・・
私達は被災したと言っても帰るところのあるお気楽被災者。
住むところをなくし、家族、知人の安否を心配してらっしゃる地元の方々を思うと
本当にやりきれない気持ちになります。


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Comment
ご無事で何よりでした!
今回の震災で、皆さんの優しい気持ち、いろんな所から聞こえてきますね。

ご主人の心配と奮闘ブリ聞いていましたよ!

私も一人で机の下から、出られませんでした。
実家の母へはすぐに固定電話で無事が確認できたのですが、ホッとしていたら、メールも繋がらなくなってしまいました。
本当に情報が入らないことへの不安と苛立ち、初めての経験でした。

大変な経験でしたが、やさしさにも出会えて、
ご無事でお戻りになれて本当に良かったですね。
Re: ご無事で何よりでした!
Bonさん
いつもコメントありがとうございます。
そうなんです。避難所にいる間は「大変な経験」だと思っていたのです。
でも後になって事の重大さと悲惨さを知るにつけ、私が経験したことなど本当に
大したことではなかったようです。
愛する方達を亡くされた方々、住むところを失われた方々、まだまだ先の見えない
不安な生活を送ってらっしゃる方々がいらっしゃること、本当に心が痛みます。
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